日本哺乳類学会2018年度大会 – 2018年9月7日~10日 信州大学

大会長挨拶

大会長挨拶
信州大学山岳科学研究所 教授
泉山 茂之

日本哺乳類学会2018年度大会は,9月7日(金)から10日(月)の4日間,信州大学伊那キャンパスを会場に開催されます.大会長として,大会実行委員会を代表してごあいさつ申し上げます.日本哺乳類学会大会の信州大学伊那キャンパスでの開催は初めてですが,県内の日本哺乳類学会員を中心として実行委員会を発足させ,大会の開催と運営に向けた準備を進めております.皆様のご発表やご議論が活発になるようお手伝いをさせていただくとともに,魅力的なシンポジウムなど各種企画を準備しています.

今回開催地となる長野県は,日本有数の山岳地域に位置し,多様性に富んだ自然環境がみられます.さまざまな野生哺乳類などが生きる姿から,信州の生物多様性について,皆さんと一緒に考えて行きたいと思います.また,信州大学伊那キャンパスからは,わずか数分の場所でツキノワグマやカモシカなどが生息しているため,野生哺乳類を取り巻く様々な問題の現場を肌身で感じていただけたらと考えています。

ここ長野県内においては学会員の数があまり多くありませんが,長野県内の学会員が一丸となって,より良い大会になるようできる限りの対応をさせていただく所存です.会員各位の活発なご参加をお待ち申し上げます.今後の安定的な学会活動を保証するためにも,皆様のご協力と,積極的なご参加をお願い申し上げます。